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下半身リード

こんにちは。GOLF WAVE黒澤です。

大人になってから始めたアマチュアゴルファーは、ゴルフスイングの下半身リードがなかなかできません。

そこで今回は、下半身リードとはどのようなものか。下半身リードの練習をする際の参考にしてください。

 

一般的には、足腰などの下半身を使って、バックスイング・ダウンスイング・フィニッシュまでを行うことを下半身リードと言います。下半身の動きに追随するように上半身が動いていきます。アドレス後の下半身と上半身の動きは次の通りです。

1.右足に体重移動することでバックスイング
2.トップで左足を踏み込んでからダウンスイング
3.左足に体重が移動し腰が回転
4.下半身につられて上半身が回転
5.腕を振り下ろしてインパクト

この動きから分かるように、下半身と上半身はバラバラに動いているわけではなく連動しています。常に下半身が先行し上半身が後からついてゆく動きを、下半身リードと呼んでいます。

下半身リードが必要なの理由は、下半身には大きい筋肉があり、上半身よりパワーがあるからです。パワーがある下半身に上半身を加えることで、より大きなパワーを生み出すことができます。

アマチュアゴルファーのスイング中の意識は、手や腕などの上半身に集中しています。悪いスイングの代表ともいえる手打ちは、体の動きと腕が連動していないことを指しています。下半身のパワーやバランスを保つ力を全く活かせていません。

下半身リードは、より大きなパワーを生み出し、安定したスイングの土台となります。

 

下半身リードで特に大切なコツは、ダウンスイング直前に体重を左足に乗せることです。右足に体重移動して、バックスイングのトップと同時あるいは直後に左足に体重を移動します。

プロゴルファーは、体重移動を非常に効率よく行っているというデータがあります。バックスイングのトップで体重の90%を右足、ダウンスイングのスタート直後に左足110%です。

アマチュアゴルファーは、バックスイングのトップで50%右足、ダウンスイング直後で65%を左足に乗せています。この結果は、下半身リードの体重移動が、大きなパワーを生み出す原動力であることを物語っています。

ゴルフスイングの下半身リードは、上半身が下半身を追従する動きで、体全体のパワーを引き出すためにとても大切です。下半身リードにすることで、手打ちやスライスが減り、バランスの取れたスイングができます。

 

ゴルフスイングの下半身リードの練習ドリルを紹介します。

足踏みスイング

アドレスの状態で、つま先を上げずに踵だけで足踏みしてください。ワンツー・ワンツーのリズムに合わせて、ワンで右踵・ツーで左踵を下げます。つぎに、足踏みにスイングを組み合わせます。

ワンツーのリズミカルな足踏みに合わせ、ワンでバックスイング、ツーでダウンスイングを行いましょう。短いクラブでコンパクトに、ボールを打たずに素振りを繰り返してください。

慣れたらボールを打ってみましょう。違和感なく打てれば、これで基本的な下半身リードが完成です。

 

下半身リードのコツはトップ直後の左足体重で、練習ドリルを参考にしてください。下半身リードで体のパワーを引き出し、安定したスイングを目指しましょう。

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