Skip to main content

ウェッジのバウンスとは?

こんにちは。GOLF WAVE平田です。

アプローチに使うウェッジってどんなクラブでしょうか?
ウェッジといってもいろいろとあります。
アプローチウェッジ、サンドウェッジ、ロブウェッジ……。
では、皆さんどうやって選んでますか?
顔? 溝? ロフト?
アマチュアゴルファーにとって、アプローチはスコアを縮めるために大切なところです。

そんなアプローチを上手に打つ上で、どんなウェッジを選べばいいのか?
アプローチ方法にはそれぞれ好みがあると思います。
クラブによってミスを事前に防げればありがたい! スピンを多くかけたい! フワリとロブショットが打ちたい! 転がして寄せたい!
突き詰めるとほかのクラブと違いいろいろなバリエーションのショットを要求されてしまうクラブがウェッジです。
その選び方を考えてみましょう。

 

2010年に規制されたクラブフェースの角溝の禁止以降、各メーカーがいかにスピン量を増やすか、アプローチしやすくするかなどを考え、さまざまな工夫を施したウェッジがラインナップも豊富に出て来ています。

今の定番はストレートネックのタイプで、いろいろなアプローチがやりやすいオーソドックスな形です。
一方、グースが効いたタイプは、転がしやスピンを効かせやすい形です。
そして、ウェッジを選ぶ上で重要なのはバウンス(ソール部分の出っ張り)です。
このバウンスによっていろいろな用途に合わせたアプローチが打ちやすくなります。
バウンスにもいろいろ種類があります。
ソールのヒール側が削れているもの、ソールが三日月形のものなどなど。
いろいろな削りがあって一人一人の求める球筋でバウンスも決めることができるようになってきています。
サンドウェッジ(56度〜58度)の場合、バウンス角はだいたい8〜12度が一般的です。
8度以下のバウンス角をローバウンス
10度前後だとミディアムバウンス
12度以上ならハイバウンス
などといった具合に、ウェッジに関してはロフト以外にも選択肢があり、ロフトとバウンスの組み合わせだけでも数十種類になります。

 

そんな数ある中からどうやって選べいいのか疑問が出ると思います。
選ぶ基準としては、ローバウンスだとよく抜けが良いと言われます。
ハンドファーストに打つより少しヘッドを走らせながら打つ方には合いやすく、キャリーで寄せていく方などに合うのではないでしょうか。
ただハンドファースト気味に打たれる方は、リーディングエッジが地面に刺さりやすく、ロフトも寝やすいので案外距離が出なかったり、ランが少なくなってしまいがちです。

次にハイバウンス。
ハイバウンスのウェッジは、自然にハンドファーストで打てます。
意識しなくてもハンドファーストになり、ロフトも立って来ますので、ピッチエンドランなど低いボール出しがやりやすくなります。
ただローバウンスと違い、ヘッドを走らせるとソールが地面に弾かれ、ハーフトップやトップなどのミスが出やすくなります。

 

バウンスで選んでみるなら、ザックリやダフリが気になる方は、ハイバウンスのウェッジを使うと多少のダフリはバウンスが芝を滑ってくれ、ダフリのミスが少なくなります。
バンカーでも砂を爆発させやすくなります。
とくに転がしのアップローチの時にザックリが軽減できます。
ミスの許容範囲が広くなり結果オーライが増えて来るはずです。

ローバウンスのウェッジはハイバウンスと比べるとバンカーが出ずらくなります。
砂が爆発せずボールの下にヘッドが入り過ぎて出ません。
ラフからも同様にボールの下をくぐりやすく、ダルマ落としになりかねません。
とはいえ、ウェッジもバウンス角でインパクトロフトが変わります。

 

ウェッジは良いライから打つよりも悪いライから打つことの方が多いクラブです。それだけに、自分の打ち方に合わせた正しい仕様のウェッジを持っておきましょう。ロフト角とバウンス角の組み合わせを上手く考えて、自分にピッタリのウェッジを見つけてください!

当店会員の方はこちらのQRコードを読み取ってもレッスンのご予約が行えます

Instagramロゴマーク