こんにちは。GOLF WAVE平田です。

ゴルフは手前から攻める！って聞いたことありますか？

世界中のプロゴルファーはグリーンを狙う時、必ずフロントエッジまでの距離を基準に、そこからピンまでの距離、さらにバックエッジまでの距離を考えてクラブ選択をしています。
そうすることで、球筋のイメージや距離感が出るのです。

例えば、フロントエッジまで150ヤード、エッジから10ヤードのところにのところにカップが切られているとします。
グリーンの奥行きは30ヤード。
その場合、プロは150ヤード+10ヤードという計算をします。

そして、自分のキャリーの距離と風や球筋を総合して、8番アイアンでカット気味に打って、フロントエッジから5ヤードのところ（ボールから155ヤード地点）にキャリーさせて止めよう。というような作戦を立てます。

ところが、センターまでの表示に慣れている多くのアマチュアゴルファーだと、センターまで165ヤードで、ピンはマイナス5ヤードだから160ヤードという計算をします。

そこで160ヤードのクラブを選択し、ナイスショットでピンハイにキャリーし、結果としてグリーンオーバーさせてしまうというようなことがよくあります。

コースのグリーンは受けていることが多いので、グリーンの奥はたいてい厄介なライになっているものです。
グリーンの奥に止まっても下りの難しいラインが残ることが多いです。

アマチュアの方もプロを見習って、フロントエッジまでの距離を確認して、クラブを選びましょう。
ショートしても、アプローチは奥や左右からよりはずっとやさしいはずです。